なんか変?!満を持して「ソーシャルネットワーク」を観てまいりました。
Facebookに関してのいろいろな不満がごちゃ混ぜになっている中での観賞ゆえ
どうなることかと心配しておりましたが、ひとことで言えば「良質な映画」でした。
「デヴィッド・フィンチャー」といえば "セブン" のイメージがあまりにも強か
ったせいもあるのでしょうが、この映画は実に安心して観ていられる映画でした。
どこが良かったかと言えば、なんといっても「アンドリュー・ガーフィールド」
のカッコ良さでしょう。
彼が出てるとは知らずに観たものですから、彼が登場した瞬間に「ソーシャル
ネットワーク」は愚か「Facebook」の存在すら影を潜め静かに映画に浸る
ことが出来ました。
「アンドリュー・ガーフィールド」は「大いなる陰謀」(Lions for Lambs)を観て
以来気になっていた俳優ですがずいぶん大人になりましたね。
彼が出演していなかったら退屈な映画になっていたかも?!さて、ストーリーはといえば...「なにも無い!」というのが正直なところです。
"Baby, You're A Rich Man"が流れてきた時「あれ?ずいぶん長いプロローグだったな」
と思ったほどです。
結局のところこの映画には「Facebookの正体とは?」とか、「SNSの未来ってなんだ?」
なんて一切関係無くて、「マネーゲーム」を扱った単純で肩の凝らない、それでいて
テンポ良く退屈しないなかなか良質な映画でありました。
それにしても最後にF5ボタンを繰り返し押す主人公のしぐさが彼の得た富とは
ウラハラに空しかったですね。
まぁ、夫婦で観て1000円なら納得の映画でした!
あっ、そうでしたこの映画はSONYが全面的にバックアップしている模様。
出てくるノートPCはすべてVAIOのようでした。
(デスクトップPCのモニター1台にDELLのロゴがあったかも!?)
VAIOだらけ...アンドリュー・ガーフィールドがVAIOを叩き壊すシーンではなぜか胸がス~っとしました。
もうひとつありました。
冒頭に「製作総指揮:ケヴィン・スペイシー」とのクレジット発見!
"セブン" つながりでしょうか?
でも、確かに彼も5億人のひとりではあるようですね。
http://www.facebook.com/KevinSpacey(↑↑↑もちろん本物かはわかりませんよ!)
ところで「5億人」ですが、本編ではそんな事一言も触れられておらず、エンドロールでいきなり「5億人が利用」みたいな事が表示されるだけでした...