アカデミー賞8部門を受賞した英国映画です。
グラミー賞がビートルズに冷たかったようにアカデミー賞も明らかに"ハリウッド映画"
の為のもの。
そのアカデミー賞で作品賞を含む8部門を受賞ですよ!
1967年、ビートルズが 「Album Of The Year」 に輝いた
「Sgt.Pepper's Lonley Heart Club Band」以来の快挙だと思います!!!
さて、いつのものように"キャナルシティー13" の Webサイトで予約を
...と思ったら なんと博多では"KBCシネマ"でしか上映 されてない!
ボブ・ディランの伝記映画「I'm not there」もそうでした。
ケイト・ブランシェットがめちゃくちゃカッコよかったのとリッチー・ヘブンスが生きて
いたので 感動しましたがこの映画はやっぱ"KBCシネマ"だなとその時思いました。
しかしです、今回はアカデミー賞8部門をはじめ世界中で70以上の賞を獲得した
映画ですよ!
キャナルシティー13の会員カードの割引もきかないんで二人分3600円払って
チケット購入、 なんとなく納得いかない!
..なんて思って見てみたら、やっぱこの映画.."KBCシネマ"的映画でした
..納得です!!!(^^;
いや、悪い意味ではありません!
私にとっては「I'm not there」同様、それはそれは本当に上質な映画でした。
思わず目を覆いたくなるようなシーンも多々ありますが、
「これが多くの世界の現状だ!」と叫びたくなるような映画でした。
(米国人的には$100払えばなんでも済んじゃうんだろうけど!?)
実は奥さんには「多分、あなたが好きな範疇の映画じゃないと思うよ、ごめんね!」
と言っておいたのですが、夕食時に子供たちの前で「今日の映画、あんたたちにも
見せてあげたかったよ!」って言ってくれました...ウルウル(ρ_;)
余談になりますが...15年ほど前、マレーシア在住のころ、日曜の昼下がりにTVを
つけると たいがいインド映画をやってました。
言葉はタミール語、字幕は「英語」+「マレー語」+「中国語」で、画面の
下1/3が字幕で占めてるなんてのもありました。
どっちにしても言葉は分かりませんが、ヒーローがいて、悪者がいて、可愛そうな
女の子がいて..勧善懲悪ここに極まり!
ついでに分けも分からずいきなり歌いだすわ、踊りだすわ!
..当時はわけ分かりませんでしたが、もっとちゃんと見とけばよかった!
映画を見る前、奥さんは天神でお顔なのかツメなのか...よくわかりませんが、
とにかく何かの手入れするってんで2時間ほど一人になる時間が出来たので
本屋で「ぼくと1ルピーの神様」という文庫本を買いました。
「スラムドッグ$ミリオネア」の原作本です。
第一問目までの謎を解くことができました。
映画もホント面白かったけど、本はもっと面白いみたい!!!
明日じっくり読もう..と言いたいところですが、そろそろGWの長崎自転車ツアーの準備もしないと...
ワオー!!!!
た..た..た..たった今、とんでもないことに気づいてしまいました!
一番上の写真をクリッすると「スラムドッグ$ミリオネア」の英語版の予告編にリンクします。
Jamal Malik is one question away
from winning 20 million rupees
How did he do it?
A: He cheated
B: He's lucky
C: He's a genius
D: It is destiny
実は今日の映画で一番引っかかっていたのがこのA、B,C,Dです。
とても大切なキーワードだと直感しました。
実際「運命」という言葉がこの映画のキーになってると感じました。
..が、です!
今日KBCシネマのスクリーンに映し出されたのは...
D: It is written
でした。
字幕スーパーでは確か「運命」と出てたような気がします。
「運命」が「It is written 」ねぇ!?
非常に違和感を感じてました!
この"It is written” は誰の「CHEAT」なの!?!?
"みのもんた"...だったりして!(^^;