Amazonに注文したビル・エバンス トリオのバードランドセッションのライブCD
が届きました。
Amazonにしてはめずらしく2週間くらい待たされた。
どこから送られてきたかと封筒に張られた荷送人の住所を見ると PO Box 265
EGHAM と記載されています。
Google Earthで検索するとあのメシのまずいUKからわざわざ届いたようです。
Blogger相変わらす賢い、勝手に写真を90度傾けてくれる!クリックで拡大はるばる英国から届きました!クリックで拡大ビル・エバンス トリオでスコット・ラファロ在籍時の音源は60年代初頭のリバー
サイドの4枚というのがこれまでの定説でしたので、彼を含むこのバードランドでの
セッションは大変貴重なものですし、内容もすばらしい!
DJのおしゃべりがちょっとウザい感じはしますが、それはそれでライブセッション
の臨場感をかもし出していてなかなかいいですね。
ただ、このアルバムで驚いたのはビル・エバンスも手を抜くことがあるんだという
ことを知ったこと。
前述のDJのおしゃべりや音源のひどいノイズ、回転ムラもひどいですが、演奏の
方もかなりひどいです。
ビル・エバンズといえば駄作が無いことで有名ですが、その実は麻薬にも体を蝕
まれ金銭的にもしんどい時期もあったそうです。
特にこのCDの演奏の頃はいろんな意味で迷いもあってでしょう。
そういうことを考えるとこのCDの音源は彼の生前であれば黙殺されるはずの
ものだったのではないでしょうか。
大体、
Fresh Sound Records なんてレーベルがいかにも怪しい!
しかし、それはそれとして、やはりこの演奏はすばらしい!
特にビューティフル・ラブのここでの解釈と演奏は実にすばらしい。
今後もビル・エバンスのお宝音源に期待したいものです。
このビューティフル・ラブにおけるこのトリオの解釈はすばらしい!