
今から40年くらい前でしょうか。大阪のAMラジオで谷村新司がDJをやっているラジオ番組
を無理やり長崎で聞いてました。
"アリス"..九州ではまだほとんど誰も知らないころのお話です。
その番組で..な、な、なんとあの谷村さんが私のはがきを番組の中で読んで下さいました。
私ははがきで真剣に質問..「マーチンとギブソンとどっちが良いんですか?」
谷村さんはまじめに...「マーチンはやわらかい感じかなぁ~、ギブソンは固めの音かな!?」 と答えて頂きました。
ギターの値段も知らない"小学5年生"が引き起こした珍事でした。
一年後、福岡県行橋市に転校になり、ガラガラの行橋市民会館の最前列でその
"アリス"の 谷村さんがGibsonのハミングバードを抱えて歌っている光景はなかなか説明が難しいですね。
確か、全席自由席前売り¥700だったような...
さて、谷村さんの話はどうでもいいのですが、今回話題にしかったのはGibsonのアコギのことです。
忌野清志郎も谷村新司もピックでホール上側を傷だらけにてるのは偶然なんだろうか?
Gibsonのアコギはつくりが滅茶苦茶"雑"です!..ひどいといっても良いくらいです。
ビートルズではジョンとジョージはGibsonのアコギを弾いてます。
でも、私の記憶ではポールは弾いてません!..自信はありませんが、少なくともポールには Gibsonのアコギは似合ません。
やっぱレット・イット・ビーのMarting D-28でしょう!
(イエスタデイのEpiphoneはどうなんだ..と突っ込まれそうですが!)
..とはいえ、ビートルズ前期のサウンドにあのGibsonのアコギが欠かせないものであったことは疑いの余地はありません!
またまた話がとっ散らかってきましたが..言いたかったのはジョンや忌野清志郎には
Gibsonのアコギが似合うけどポールにはGibsonのアコギは似合わない...
いや違う、言いたかったのは..忌野清志郎にはMartinが似合わないということでした!!!
ちなみにスダマカンはMartin-D28です。
10年位前に楽器屋でGibsonのアコギを手にした時、「こりゃひでぇ~!」と思ったことを
思い出します。
そんなGibsonを弾きこなす彼らはなんなんだ...!?!?
それにしても忌野清志郎-享年58歳- ご冥福をお祈り致します!